Leanな生活について考えるブログ

「LeanStartUp」や「デザイン思考」や「UX」な考え方についていろいろ考えたり、日々の生活で実践したり。

■ コラム:好きなものを「ださい」といわれるとまじむかつく。

■ なんつーか、こう自分が大好きなものとか、けなされると超むかつきますよね。好きなアーティストとか、「あんなアバズレ(死語)」とかいわれると、「てめえケツノ穴からてぇつっこんで(死語&以下略)」とかさわやかスマイルを保ちながら言い放ちそうになります。
 
■ でも、冷静に考えると、別にみんながみんな同じものを好きになる必要はないし、好き嫌いはあるし、自分も、はらのそこからむかつくアイドルとかいますしね。だからべつにそいつが悪いわけではない。
 
■ なんでそんなにむかつくんだろうなぁと考えていたら、考え付きました。
 
■ きっと、俺はその作品、人が、いいということを心のそこから確信していないところに原因があるに違いない、と。
 
■ もしも、なにか、絶対的にそれが「いい」ということを信頼できる根拠があるならば、ほかの人がけなしたところで、「へへーん、このよさがわからんだろうな」と冷静でいられるんじゃないだろうかと。
 
■ もしかして、あいつの否定している評価のほうが正しいのでは?とか思ってしまい、自分の自信がゆらいでしまうから、即効でその考えを排除しようとして「怒る」んじゃなかろうかと。
 
■ でもほとんどのもの、本当はどれだって根拠がない。評価はいろんな種類の「ものさし」があってはじめてなりたつわけですが、「ものさし」ってのは、ほんとうに不明瞭であいまいで根拠のないものだったりしますから。
 
■ そういったときには人間二種類のいき方があります。全ては、あいまいで、根拠がないんだから、まーそんなにりきんだってしょうがないじゃん、という脱力の生き方。逆に、根拠がない、という考えをふりきって、すべては確定していると信じ込み、ほかの考えを排除して自分の考え方をしっかりとして生きている人。
 
■ よく怒る人ってのは、まぁちゃんと自分てもんを保とうとしている後者のえらい人なんではなかろうかと。そういう生き方も大事だろうなとおもいます。
 
■ まぁ僕は前者なわけですが。そんなわけで今日も流されて生きています。
 
■ でも好きなものを否定されるとやっぱむかつくけどね♪