Leanな生活について考えるブログ

「LeanStartUp」や「デザイン思考」や「UX」な考え方についていろいろ考えたり、日々の生活で実践したり。

■ 独り言:新春連続映画感想文〜(1)

■ あけましておめでとうございます。本年もRECODEをよろしくおねがいいたします。
 
■ っつうわけで新春特別企画!ってほどでもないんですけど。映画ばっかりみているのでせっかくなんで(?)感想でも。
■ まぁそんなにまじめに考える暇もないのでメモがてらにかいてみます。あとでかきなおすとおもう。あ、わりとネタバレ気味なので未見の人はみないほうがいい。
 
■ メメント前からまわりに面白いときいていたのできになっていた映画。みたら面白かった。アンチ探偵もの。真実をときあかすことの無意味さを皮肉った物語としてもとれます。主人公は前後10分ほどの記憶しかできない、という設定は、人間の記憶のあやふやさのメタファーともいえる。ここまで短いとはいえないが、人間は忘れる生き物だ。そんな短い記憶とうそをつく記憶を信頼して生きざるおえないかわいそうな生き物だということを思い出した。この主人公のいらつきは人間のいらつきだ。主人公は、犯人をも忘れてしまう。追い求める真実を忘れ、追い求めるという行為こそが生きがいとなる。さて、終わりなき憎悪の円環に巻き込まれた主人公のいる世界を地獄といわずして何というのでしょう?
 
■ ライフオブデビッドゲイル。偶然だけれど物語の作り方が、メメントと似ているような。しかしアメリカ人の人間性に対する信頼はすごい。これが日本人がやっても説得力はもたいないだろうなぁと思う。ここが邦画と洋画の違い。アメリカのシナリオを日本にもってきても、日本人はなんだかんだいって、本音の生き物だから、日本人が、主義を声高に主張してもうそ臭くかんじてしまうだろうな。まぁ日本人のほうが身近に知っているせいもありますけれど。