いきあたりばったりじゃだめなんだろう
おもいついたことをおもいついたままにやったりかいたりということばかりではだめなんだろう、って最近思う。
今までは行き当たりばったりの偶然性こそがこの世の全てであり、それを疎かにしては「天然」「天才」の領域になんてちかづけやしないぜこんちきしょうとか考えてたけどまぁやっぱりそれはなんつーか面白くないんだろうな。楽ではあるけど。
自分のコアとなり軸となるある種の「論理」は持つべきで、磨くべきだということは思っていた。ただそれは、たとえばブログとかで議論をふっかけて、むだに喧嘩するうちに磨かれていく、磨かれる可能性があるとか思ってた部分もありました。
んだけども、それってばやっぱり宗教なのだなと気づかされることも多々あるというか。むやみやたらに人と議論したって、けんかふっかけたって、反対意見のべてみたって都合よくあうふへーべんとかするかっていう話ですよね。議論好きのさよくてきな発想から、偽へーげる的手段から抜け出せないし、どっかしらでそういう言語的組み手っていうかぶろぐ炎上で大議論とかって重要なんじゃないかと思う自分もいるわけなんですが。
いや、その方法でね、偶然性をたよりにするやりかたで、成長できなくはないとおもうんですよ。ただ時間がかかりすぎるなと。だいぶ時間がなくなってきたいまになって思ったりします。そういう今だからこそ、偶然性に頼らず、冷静にじぶんの軸をさだめて、確かな、ゆっくりとした思考で磨くという方法論が有効に思えてきました。
むろん、人との対話をおろそかにしてはひとりよがりな軸になってしまうわけですが、まー両極端になってもね。だめだなと。
さしあたって自分の「かんがえ」っつうものを論理立てて、どういう立ち位置にいるのか、どういうあやふやな学問的考えのもとにそれを作っているのか、偉い人の考えのコピーミスをしていないかどうかとかを、まぁ紳士にですね、考えていきたいなーとか思うよ今日この頃。なんて大人な発想!!おれすてき!!
なんていう発想はこの本よんでて思いました。社会人になったいまよんだからこそ頭に入ってくる部分もあるなー。
- 作者: 仲正昌樹
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2008/02/09
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