【メモ】 ブログの未来をかんがえる。全日本国民一人一ブログを持つようになったら。
最近、ブログ界隈が激しく騒がれています。今年はさらにその進行が加速するでしょうね。
よく、ブログってなにがすごいの?しょせんITブームのひとつでしょ?って人がいます。
いままでの日記サイトとかとかわんないじゃん、て。
これは事実でしょう。いままでだってCGIによるサイト生成のシステムはあったし、ブログの技術自体は、利用者にとってはたいして新しいことではない。
でも、アイディア的にたいしたことがないからといって、その何かがたいしたことない、とは限らない。
簡単にホームページ更新+サイト同士の交流簡単
というこの二つのキーワードの組み合わせは、結局今まで「個人ホームページ」というものが誕生して以来、進化の最終形態として夢想されてきたことではなかったか。
もともとインターネットは、学問用のサイトしかみつからなかった。そのうち、マルチメディアブームとともに、当たらし物好きのいくらかのひとが「個人用」ホームページを開設しはじめる。
「個人用」ホームページの目的とはなにか?結局それは「自分用メディア」を作ることだろう。誰にも邪魔されずに、多くの人に自分のいいたいこと、伝えたいこと、を伝えることができる。
そのために必要なことは「伝えたい人に伝えられるリンク」と「簡単に更新すること」じゃなかったか。
ホームページのhtmlなどの技術を学ばなければ、そのような伝えたいことも伝えられないのならば、それはそこに、ハードルができてしまう。車を使うのに、今の時代もう、車の中身はほとんどしらなくていい。なのにパソコンではまだ知らないと出来ない。それがハードルだった。だがブログでは中身を知らなくても更新できる。
そしてホームページが単体で存在しているだけでは、誰にも知られることはない。そのために「相互リンク」などの「リンク文化」が発展してきた。その次の段階が「トラックバック」だとおもう。
ようするに個人ホームページが目指してきたもののある意味での完成形なのではないだろうかと。
ブログが突然すごいのではなく、ようやく到着したということ。
「自分用メディア」の標準化により、さらにホームページ技術は発展するだろう。
自動翻訳ツールなども搭載されれば、諸外国の人々と、国の境目なく、意見が似ているというだけで、交流できるようになる。「国」ということが問題なのではなく「考え方」でトライブが生まれる。
っていうことでインターネットっていう考え方は、実は「自由至上主義」という政治的な考え方の元に動いているんだろうなぁとか思う。「ハッカーズリベタリアニズム」だっけ?
音楽著作権の話とかって「リベラリズム」と「リベタリアニズム」の戦いみたいっすね。
ま、後半は夢みたいな話でしたが、全国民1ブログもつようになって、ブログ自体も、簡単に動画発信とか、メディアとして優れるようになったら。
(今のかたちの)テレビとかいらないし。双方向テレビにトラックバックとかね(笑)。そうすると、ネット上の著名人と、テレビ上の著名人が同列に並ぶことになる。
テレビの中のひとに、交流ができにくいという、それだけでテレビの中の人が、ある種特権階級にいたとすれば、そういう意味での「芸能人オーラ」はすたれる。
双方向にさらされることで、本当の意味で「芸」がないひとは消えるでしょう。「芸」ってのはもちろん「かっこいい」とか「おもしろい」ってのも含むとおもうけどね。
でもそういう意味では芸能人が双方向に参加することで、今ネットでの著名人たちもそういうひとたちと競争することになり、結構いなくなるだろうなぁ。悲しいけど。
うーん。すげえ乱文になったけど、すいません。