Leanな生活について考えるブログ

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空気を読む

http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20041109#1099968894(俺パパより)
うわーいこういうの大好き。 

空気を読むってのは結局誰かが作った「物語」に乗っかるってことです。その「場」を引っ張る誰かが作った物語を理解したうえで発言することこそが空気を読むってことなわけですよ。予定調和の物語。
 
そうでなければ人の心をよむなんて芸当ができるわけがない。結局その人がいままで見てきた「物語」のパターンの組み合わせで、今この場で期待されている物語は、なんであるかを判断し、そのなかの登場人物を無意識に演じる。それは本当に無意識なので演じるという意識は本人には露ほどもないわけですが、いわばその人の処世術となってあらわれるわけです。
 
たとえ、あえて空気を読まずに、それを打ち破る発言をしたとしても、それは自分が作った新たな「場」を作り「物語」をはじめるだけの話で、それも予定調和なわけです。
 
さらにいうと、最近ではその「場」を打ち破り、新たに「場」を作り上げるという「物語」を始めるメタ的な「場」も登場しているわけです。それがネット上ブログ上の議論喧嘩バトル「釣り」だったり。
 
それは、怖がりさんに、物語の登場人物分析されてしまうぐらいもはや典型的な物語となっているみたいです。そして俺は今言及してしまった以上、ある種の物語の登場人物を無意識のうちに演じているのでしょう。
 
付け加えると、正直、結局大事なのは、物語のパターンなのではなく、物語が語った細部であるってことなんじゃないかと、まあありきたりな建設的発言をしておきます。別にプロレスを見てもたのしいんだけれど。