メガネ来歴仮説
あ、またメガネかよ。もううぜえよ。とかおもいながら見てる人多いですかね。そういえば結構前に、「メガネ└□-□┘ジャケ展」とかいうALLABOUTJAPANのページをみつけてたので紹介。
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20040823A/index.htm
個人的に欧米メガネと韓国メガネと日本メガネは意味が違うと思ってたりするんですがーね。もうこの辺はメガネがどうやってできたかってとこから調べねえとだめな気がする。あとメガネはサブカル層から、v系のサドメガネへ。原宿系メガネへ。サンボマスターパンク的ルサンチマンメガネへ。とがんがん侵食を続けている気はするぜよ。順番で書くと
理系牛乳ビンの底メガネ(かっこわるい)= おさげメガネっ娘委員長幻想
↓
耽美的サドメガネ幻想(V系) = メガネ女教師幻想
↓
代官山セルフレームメガネ(一周してかっこいい)= 代官山メガネ原理主義
↓
ルサンチマンメガネ(メガネはメガネだかっこわるかろうがなんだろうがメガネだきどってんじゃねえ)
↓
メタルフレーム理系メガネ(それはそれでかっこいい理系幻想)= 理系ボサボサヘアーメガネ幻想
or
筋肉メガネ(ヨンさま、ちょっとアメリカハリウッド的アジア)
うわーーーーーーーーすげーーーーーてきとーーーーーーーー。根拠なし。イメージ論。
あと、マップで右上は代官山メガネ幻想とかいたが、一番右上は、メタルフレーム理系メガネ幻想だとおもった。でその左下ぐらいに代官山メガネ幻想がある気がした。さらについでに書くと、日本はヲタ層とヤンキー層にわかれるとよくいわれるが、マップでのサブカル+v系がヲタ層で、HIPHOP+青春パンクがヤンキー層だなとかおもった。さらに書くとカメコ文化(見る)がサブカル方面で、レイヤー文化(見られる)のがV系方面だ。これは音楽分類というより日本のカルチャー分類の話だから邦楽マップとはちょっと話がずれる。ずれにずれにずれまくって今いったい俺はなんのはなしをしてるんだ。おもいついたことをおもいついたままに書こう。
メガネっ娘図鑑
http://f.hatena.ne.jp/Jank/
なるほど。フォトライフはこういう使い方もあるんだね。
どこのどなたかは存じ上げませんが暫く至福の時間を味あわさせていただきました。
しかしどいつもこいつも、女教師メガネしやがって。
すいません。
女教師メガネも嫌いじゃないです。
追記:id:Jank さんでした。ってすぐわかれよ俺。メガネメガネメガネーメガネーをかけるとーあたまあたまあたまーあたまーがーよくみえるー
語呂ワルッ落ち普通っネタフルッ(三段一人突っ込み
新しい「リアル感萌え」と新しい「物語萌え」
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この二つ神がかり的にまじヤヴァイ面白かとですよ。神がかかってる。間違いないってば。何がすごいって、「ありがち」がすべて排除されまくってます。別にただ単に自然主義的になんでもかんでもそのまま、朝起きて歯みがいてトイレいって朝飯食ってとかいうふうに、ガキの夏休み日記みたいなかんじに、リアルにしました!ってんじゃなくてデフォルメリアル感がすごいのさ。「新しいおやくそく」の大量発見たちこそがこのマンガの真骨頂なんです。
リアル萌えみたいなのってあるとおもうんですよね。マンガのなかで。「あ、いまと同じ場面、俺みたことある!」とか。「アルアル!」感。*1その、「既視感」がマンガの中で何度も同じようなものをみまくってしまうと「おやくそく感」になる。バナナがあったらすべるとか。昔はあったのかもしれんが、今の時代誰がやるんだ。やってみたいわ。みたいなね。っていうかすいませんそんな「おやくそく」使う人なんてもういないですわーい。まぁ例として。*2
今までの「リアル派」なひとが、手をつけなかった「リアル萌えタイム」の見つけ方がヤバイ。もうこれはひぐちアサ氏は「ヤサシイワタシ」のころから凄いんですけれどもね。「ヤサシイワタシ」のころは、まだ描写力がしょぼくて、リアルっぽいんだけど空気はつたわってくるんだけど、結局こいつはなにがいいたいのかわかんねーって部分が大量にあったんですが(わかるひとにはわかってるだろうけど。何回か読み直したらわかったり)。今回のマンガからはそういうのもほとんどなくなってて。
よつばとは、もう完璧にわかりやすい。なのにみたことのない、「未来のお約束候補」なシチュエーションが大量に。よつばの、次を予測できない行動とかがさらにそれを加速させています。それに加えて「ちいさな人情物語」のできが秀逸。あのちょっとヲタっぽい絵柄さえ忘れれば、爆発的にヒットしそうな。
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今、爆発的にうれている「のだめ」「はちくろ」ですが。これも神がかり的に面白いですが、どっちかってーと物語力でひっぱっている感があって、まだマンガってきがします。いや、それがすばらしいんです。展開力のすばらしさこそが戦後マンガの真骨頂。(もちろんそれにプラスして上の、新しい「リアル」を大量に投入しているとはおもうんですが)
でも、一番上の二つのマンガは、展開力とかなくても、その場の空気感だけでよめてしまう。漫画史的にいえば、「大きな物語」をなくした後の典型的マンガですな。「データベース」に新しい「リアル」感を大量投入し、それの組み合わせの妙でできている。
まぁそのへんつっこみだすときりがないのでやめえていこー。*3
しかしそれにしても、ひぐちアサのリアル感萌えの大量投入はすごいです。それに加えて展開力もすばらしそうな感じで、さらにおおばけしそう。まぁ今はちょっとテンポおそいかんじだけどね。リアル感萌えをかきこみすぎてて。それがいいんですが。
今までのスポコン(物語重視)+メロドラ(それってある感)こそが面白さのポイントかなー。
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これらも空気感があたらしいよ。ニュー「リアル感萌え」がいっぱいっすわ。
■参考
・「ヤサシイワタシ」ひぐちアサ レビュー
「オトナニナリタイワタシタチ」→http://d.hatena.ne.jp/miyatad/20031220#p3
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*1:スポコンのかわりに、70年代以降ふえたといわれてますが。
*2:でもそういう「おやくそく」が重なっていってできたのが「萌え」だとおもうんすよね。メガネっ娘萌えとか、プニ萌えとか。設定萌えとか。それにたいして「ありがち」と反応するんじゃんくて「あるある」と内輪うけするネタで「わかってるねー」ともりあがるのがヲタ系萌え文化やとおもうんですが(暴論)。(あとネタが性的なものに偏ってるとか)。萌えってつかってるのは、社会に広がって、定義がひろがったとはおもいます。一般的な「萌え」の近い方とかは、性的なものに限らなくなってる感じがします。
*3:ひぐちアサの前回のマンガは「大人になれない僕たち私たちがどうやって成長するのがいい?」がテーマだとすれば「大人になれない僕たち私たちがこうやって成長するのがいい。」がテーマなマンガがおおふりな感じ。