Leanな生活について考えるブログ

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NHKスペシャル 父と子 市川猿翁・香川照之 見ました。

昨日歌舞伎をみたものだから、ひかりテレビで録画しておいたのをみたんだけれど、いやぁこれは泣いた泣いた。親が死に苦境にたたされ追い詰められ、それでも芸に生きるため家族を捨て「親と思うな」と子に言い捨て、成功したものの、今大病を経て麻痺を体に残し舞台に立てなくなった末、苦悩をかかえる猿翁さんと、親から言われた言葉を傷とし歌舞伎をトラウマとし、それでも歌舞伎を諦めきれずありえない年齢で歌舞伎に挑戦し、改めて親と対峙する香川照之さんの血のドラマ。普段べったりとしたお涙頂戴なドキュメンタリは大嫌いだけど、人情なんて捨て去り芸に生きようとして、それでも人情を捨てきれないところに生まれた人情の話は真実味があって胸に迫ります。人間追い込まれたところで、本当のところがでますね。そして今回、猿翁さんは、「身を捨ててでも」香川さんを指導し成功させると言い切るわけです。親子が話すシーンは全部泣ける。猿翁さんが大病乗り越え舞台に出るというだけでも泣けるのに、いってはなんだけど設定が出来過ぎ。NHKオンデマンドとかにでたら見ることをオススメします…。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0106/