Leanな生活について考えるブログ

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しがらみを最小化したいけど、孤独にはなりたくないと思って生きている

常日頃、人間関係のしがらみを最小限にする生き方を模索している。ノマドとかも大学生とか、一時期憧れではあったのだけれど、そこまで徹底したとき、反動で必要以上のしがらみがおそってくることがなんとなく予想できてしまって嫌になった。

たぶん、日本はしがらみが多そうな国なのだけれども、実はそれを心底は嫌っている民族なんだと最近思っている。これも昔は、日本はとても人間関係がどろどろしていて気持ち悪い国だなぁとおもっていたけれども、世界のほかの血縁関係の強い国とかをみていると、実はそうでもないし、あと、逆にさっぱりしすぎている国は、それはそれで別の問題が色々起きているなぁと思ったりするようになった。日本はほどよいバランスでどろどろしている国なのだと思う。

ただ、日本の歴史のなかで、もっともほどよかった時代はたぶん今ではなくて、歴史上どこかで最高潮だった時期があるんだろうなぁとおもって、最近日本史っつーか、日本の「しがらみ」史をしらべている。

江戸時代は、しがらみがわりと強い感じで、おかげで商業の発展が遅れたりしていて微妙にバランスが悪い時代。なんとなく、よさそうだなぁと思うのは中世ぐらいの商人たちだなぁとあたりをつけている。土地にしばられることもなく、武士たちとも微妙に距離をたもちつつ、自己責任で生きている。かといって孤独でもなく、仲間たちとはうまくやっているイメージ。ただ、相当能力高くないとすぐ死んでしまいそうな時代なので、もう少し能力低くてもなんとかなる感じなのがいいなぁ。

これを現代に持ってくると、実はフットワークの軽い大きな会社にいるのが近いんじゃないかなぁと思ったりする。中世の商人ぽいイメージそのままだと、小さいベンチャーみたいなところが近いんだけど、上にも書いたようになんかやっぱり失敗すると死ぬ感じがつらい。それならある程度のしがらみはひきうけつつも、そこそこ安定している成長して大きくなったベンチャーぐらいがちょうどいいなぁと。

つうわけで、今の会社にいたりする。