Leanな生活について考えるブログ

「LeanStartUp」や「デザイン思考」や「UX」な考え方についていろいろ考えたり、日々の生活で実践したり。

武士道とビジネス 仏教とUCD

武士道は、味方に甘く、敵に厳しい。家族、親しきものには情をもつが憎むべき他人がいれば仇討をする。名誉が中心。
仏教、とくに大乗仏教は、敵味方をわけず、衆生すべてを救う。人の救済が中心。
(日本の)ビジネスは武士道であり、競合をつぶすことが中心となりがち。人(お客様)が中心ではない。ビジネスで成功することが中心。基本ゼロサムゲーム。ただ、敵をだしぬくために、人(お客様)を見る(場合もある)。
UCDは、ユーザー中心にサービスを考える。ユーザーが助かる(救いになる)ことであれば徹底的にやる。ユーザーが喜ぶことであれば、基本考え抜く。それは仏教的宗教的情熱に近い。最初はビジネスロジックは考えない場合が多い。プラスサムゲーム(を施行する)。ただ、ユーザー中心に考えることができる土壌をつくるために、結果的にビジネスも考える(考えざる負えない)。
UCD、UX者は宗教家に似てくる。悪い意味で宗教と言われたりする。ビジネスマン、経営者は侍に例えられる。ビジネスは戦国時代に例えられたり、経営者が将軍を好んだり。この違いは、この類似性からではないか。