Leanな生活について考えるブログ

「LeanStartUp」や「デザイン思考」や「UX」な考え方についていろいろ考えたり、日々の生活で実践したり。

【本】 ロジカルな雑誌とアンビギュアスな論文を作るといい

その号その号で、雑誌もいろいろ特集がくまれていたりするわけですが、そういった特集のテーマって毎回わりと適当なこといってます。RELAXもそうですが、二号前で大人になんかなりたくないみたいなこといってたかとおもえば、今号で大人になるには?ですからね。それでもなんとなく納得っていうか、まさか、「おめえ前といってることちげーじゃねえか!ぬっころすぞ!」とかいう人はいないでしょう。だいたいテーマとかいってるけど、本当にそのテーマにそって特集がくまれているかなんて激烈に謎で、大人になるには?などという問題提起に回答が与えられることはまれです。全部フンイキでごまかしてます。

それに対して、科学論文とかでも同じようにテーマというか、タイトルがあるわけです。「ものの形を伝えるためのあいまいな輪郭線の作成はどうすればいいか?」とかですよ。ものすごい具体的なのはこないだ読んだ論文だからです。まぁそれはいいんですが、そういうのだとイントロダクションからちゃんとデータをわかりやすく図表にまとめ、考察があり、結論があるわけです。

同じテーマといっても、アプローチの仕方がぜんぜん違うわけですが、双方になんとうなく満足しているわけですよ。んで読んだ人はなんとくわかったようななんだかな気分になっとるわけです。

ならば論文とかと雑誌とかで方法論を交換すると面白いのではないかと。

つまり雑誌のテーマで「大人になるには?」というテーマだったら、たまには、イントロダクションから結論まで、ほぼ完璧ともいえる論理構造で、もちろん写真は多く使いながらやってみる。くだらないテーマであればあるほど真剣にやると面白いきがしますです。

論文をさすがにそんだけあいまいな論理構造でかくわけにはいかんだろうから、なんか科学をわかりやすく一般読者に伝えるような特集のときに、フンイキだけで結論をださないイメージだけの科学雑誌とかあるといいとおもいます。

そんなことをおもったとです。