Leanな生活について考えるブログ

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【映画】 69

そいえばみたので一応感想をば。つってもなー。面白かった。でおわらせたいな(笑)。そんな映画。

映画としてはアップテンポでのりがよくて、ギャグもあほで、台詞回しもクドカンブシが最高でいうことなし。難を言えば、少しつめこみすぎ感があったけれど、それは原作ものの悲しい宿命ということで。普通に面白いからおすすめです。

ただ、今この映画をやる意図がよくわからないというのが正直おもったところです。別に今更、こんな政治の季節の話をしてもしょうがないだろうと。

69年という、政治の時代まっさかりなこの時期に、ただ目立ちたいという理由だけで動き続けた少年の話なわけですが。目立ちたいというだけで動いた少年が当時本当にいたのか怪しいきもする。もっと時代的には真面目か馬鹿ばっかりだったんじゃないかなあ。不良と真面目少年のわかりやすすぎる対立。そのなかで、この主人公はかなり珍しいタイプだおともう。

そうか、そうかんがえると、すごい現代的な少年なんだな。この少年。政治の時代にもそういう少年たちはやっぱり実際にはいっぱいいてみんなひっちゃかめっちゃかやっていたんだろうかな。虚構かもしらんが。それを描きたかったのかなあ。

意味ではなく強度をもとめたひとたちは、昔だっていたわけだ。というか音楽というかたちで、このころはじめて「強度」の種がまかれたのだろう。

不思議なはなしだ。政治思想という形で、「意味」がまかれ、理想をおいもとめて、浅間山荘事件、さらにゆがんでオウムになり、「強度」という形で音楽がまかれ、それが発芽して、80年代の狂騒、そして現代のストリートの女子高生たちになった。

すべてはこのじだいにあったんだろう。

そんなことをいまさらおもった。


追記:

さっきヤングジャンプよんでたら69の漫画のほうのやつが最終回で、ちょろっとみたら、主人公が、あの時代は何かを追い求めていた熱い時代だった、見たいなことを語っていて、あー原作のほうは「意味」をもとめることを中心に描いていたりしたのかなとおもった。映画のほうは、クドカンの脚本と監督のおかげで、完全に意味からふっきれた少年として描かれていたのかもしれない。漫画のほう、おそらくは小説の忠実な漫画化だとおもうんだけど、エンディングで、本当のかれらのその後をかいていた。映画のほうは、全部、主人公の嘘ストーリーがかたられ、ほんとうは彼らがどうなったのかは語られなかった。そこに映画と原作の本質的な違いがあるんだとおもう。

ホントでも嘘でもどっちでもいいじゃん((c)フリクリ)。

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