Leanな生活について考えるブログ

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【漫画】 研究室にてサンゴクシを読みて物思いにふけるの巻き

というか俺は相変わらずなにをやってるんだろうかという。まあ三国志をよみまくってるわけですが。この研究室よくない!マンガだらけだよ!とまあ研究室のせいにしてみたところでなにがかわるわけではないので、あきらめます。

三国志はおもしろいですよ。このとしになるまで実は読んだことなかったんですが、こんなに面白いものならば、もっと早く読んでいればともおもったり。

なにがいいって、やるきがわいてきますね。天下をとったる!までは無理なわけだけれども、なにかを成し遂げねば男ではない!みたいな気持ちにもなるわけですよ。

ところで、まえどっかの少年殺人犯かなんかの愛読書が三国志っていう話がちょいとありましたよね。なんかそれがきになって、どっかしらネガティブな部分があるんだろうかってかんがえてみたんですよ。

冷静に見てみると、このひとたち結構えげつないですよね。マンガ版なわけで原作を知らないのにいうのもなんですが、曹操にしたって相当えげつない。諸葛公明だって大義のためならなにをしても!みたいなこといってるし。

現代にふりかえってみて、いまはそんな「大義!」とかいってるひとはいないですよね。今の日本に。これが一昔前はうじゃうじゃいたわけですよ。「日本国のために!」「天皇のために!」とか。

今は逆に、そんなのいってんのあほじゃん?みたいな感じ。まったりいこうぜーって。そういうのをみて、ぎゃあぎゃあ「倫理観」がないとか「道徳教育」がないとか。目標、志を大きくもて!とか。

だけれども、その、目標が正しいかどうか、よきことかどうかというのを誰が判断するんでしょうね。今の世の中、複雑になりすぎました。今、なにがよきことかわからないこの時代に、下手にかってにルールを作り上げ、目標をもった瞬間「オウム」ができあがり「しょうねんはんざいしゃ」ができあがったんじゃないでしょうかね。オウムも、じぶんなりの「ルール」で何も教えをきかない愚者を殺し、正しい人間のみを救うという、自分なりのルールにもとづいていたわけです。

自分にふりかえって、最近志を強くもたなければ!と思っている毎日なんです。だらだらと生活するのではなく、人生でなにかをなしとげなければ!とか思っています。最近まわりで活動しているひとたちが、そういう人たちが多いからってのもあるんですけれども。

だけれども、いまいったことを鑑みるに、その志、誰かに迷惑をかけてはいないか、ということを注意深く考えなければ、人に迷惑をかける、いや、そんな生ぬるいものなのではなく、国の法に基づき死罪になることだってあるかもしれません。

個人の思想としては、そういう魂をあつくしろ!とか自分の目標のためには他人の不幸なんて考えるな!とかそういうのはいいとおもうんです。生きる目標ができるわけで。生きがいがうまれ幸せがうまれます。

だけれども、みながみなそういう考えをもった瞬間に国は壊れる気がしますね。それこそ三国史ですよね。

そう考えると、今の無気力、またーりというのはやはり「国」としてはアリだよなぁ。と今さらおもったりもするわけで。といってもそのままみなが無気力でも国はほろびちゃいますしね。

三国史をよんで、なぜか複雑な気持ちになったりしました。

ってなんて普通の結論なんだ!!ここまで長く書いてきてこれかよ!!と自分でつっこんでおく。