Leanな生活について考えるブログ

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【メモ】 ハッカーズリバタリアニズムとBLOG精神と儀礼的無関心とDOBLOG的共同体主義

DOBLOGの思想がもともとが「コミュニティーを大事にする」という思想ならば、それはなんか徹底的に「blog」そのものの思想と相容れない気がする。いや、もちろん「右」を徹底すれば「左」に近くなり、逆も言えるように、そういうレベルでは一緒だと思う。ハチコウイチウみたいなかんじでね。
 
ハイパーリンク原理主義ってのは、web上に存在しているからには、リンクされるのがあたりまえなんだから、リンクされても文句をいうな、っていう人たちのことだとおもうんだけど、どうなんですか。いや、その発言自体はどうでもいいんだけど、そういうことをいうひとたちのバックグラウンドというか深層心理がきになる。 −−−2月7日独り言より
 
自己引用なんだけど。このコメントがことのはさんの
 
そもそも、私自身が「WWWというのはハイパーリンクで成り立っているのだから、リンク拒否するくらいならWWWにデータを置くな(でなければ適切に自分の側でコントロールせよ)」という「リンク・リバタリアン」である(←これは今作った造語。リンクフリー原理主義とでもいおうか)。
 
なんかつながってるなぁとかおもうんだけど。
 
まぁそれはおいといて。ようするに、ハッカーズリバタリアニズムの気持ち悪さはなんとかしてほしいってことがいいたいのです。
 
いや、思想としてはわかるんですけどね。でもそれはあくまでも自由至上主義にみえて、実は初期の「ハッカー」という文化に属する限られた共同体のなかの共同体主義でしかないきがしますよ。
 
自由トラックバック主義とかそういうのは、なんかそういう「ハッカーズリバタリアニズム」からでてきた思想の「ブログツール」の「トラックバック」という機能に限定すればたしかに、ありだとはおもうんですが、「トラックバック」というものがもうすでに、そういう背景を知らない人たちが使うレベルまで広がったときに、「トラックバック」は原理的にこういうものだから、自由にトラックバックはうつべきだ!という言葉はどうなんだろうというか。
 
自由至上主義っていうのはなんつーか臆病というか、いちいち、いろんな共同体のローカルルールを考慮するのがめんどくせえよ!!っていう、めんどくささからうまれてるきがいつもするんですよね。なんかたとえば、「トップページから入ってください」的ローカルルールを馬鹿にする感じとか。そういうなんかブログ精神みたいなのは本当に気持ち悪い。それはお前らが「いろんな文化の人たちの精神をおもいやること」を面倒くさがってるだけだろうという気がいつもします。それは2ちゃんねるのひとたちの、「アイドルコミュニティのbbs荒らしの話」(自己引用)にもいえることなんですけど。
 
doblogがコミュニティーを大事にするという思想は、だからそれはそれでありだとはおもいます。ただこの間の社長の話だと、なんかそう共同体主義みたいなかんじでありながら、最終的にはBLOG精神をかたっていたのですごいそこに違和感は感じたりしました。doblogは共同体内の仲良しさに重点をおくのかMTなどの主要ツールとの互換性を追及して、BLOGとしてのリバタリアニズムを求めるのか。そんな妄想をしたりします。
 
注)この文章は自己反省も含めて書いてます。