シーン6−2 学校放課後 (2) 学園祭会議中
○ 学校・廊下
進路指導室とかいてあるプレートが見える
中で西島が先生と話している。
真剣な顔。
雄一、通りかかる
○ 同・大教室
生徒が20人ぐらいすわっている
雄一もその中に座っている
黒板にむかって議長がいる
第五回文化祭会議とかいてある
生徒1「だからダンス企画とおすとさ、場所がたんないんだって」
生徒2「じゃあへらせばいいじゃんよ」
生徒1「お前バザー企画は恒例企画なんだから、無理だよ」
生徒2「伝統がすべてじゃないぜ?」
雄一いらいらいしてる
話聞いてない
○ 風景
野球部が運動場で野球をやっている。
○ 学校・大教室
議長「はいはい、わかったもうじゃあその話はまた来週ってことで
まだ時間はあるしな。次いくよ。次は体育館企画だけど」
生徒3「それはもう演劇部で決定でしょ」
議長「発言は手をあげて」
生徒3「はいはい」
生徒3いやそうにたちあがる
生徒3「演劇部がいいとおもいまーす」
生徒4「だな、全国大会出場だし」
全体ざわざわ
議長「はい。静かに。まぁじゃあ演劇部に決定しましょう。じゃあ正式に頼まないと。誰か担当やる人
生徒5「中川、あいつの幼馴染だよ。西島の、お前いいんじゃん?」
雄一、きいていない
議長「おい、雄一!」
議長むかついて叫ぶ
雄一、きいてない
○ 回想
二人で歩いているゆうと隆
○ 学校・会議室
議長「お前できるか?」
雄一「あぁ!うっさいな」
議長「じゃ、決まりな!解散!」
雄一「ん?」
議長「お前、演劇部に文化祭出演たのんでこい、担当だからな。この書類わたしてきて。以上」
がらがらとみんな立ち上がる
雄一「?」
彰夫「ぼーっとしてるから」
彰夫、雄一あわれむようにみてる